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【天皇賞秋2021】過去の傾向と有力馬・穴馬候補 枠順公開前予想

10/31(日)は東京競馬場2000m芝で行われるG1天皇賞秋です。
歴史ある秋の中距離王決定戦。

今年はG1・5勝のグランアレグリア、昨年の三冠馬コントレイル、今年の皐月賞馬エフフォーリアなど豪華なメンバーが登録してきました。

見どころ満載の好レースとなること間違いないでしょう。

AI予想はこちらからどうぞ。

satoro0721.hatenablog.com

 

 

過去の傾向

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 過去5年の馬券内に入った馬をリスト化しました。

ここから過去の傾向について読み取っていきましょう。

休み明けの実績馬優勢

秋の中距離G1で最初に行われるこのレースは例年、前哨戦を使ってここを目標にした馬と、休み明け初戦でその後のジャパンカップ有馬記念、香港を見据える実績馬がぶつかる一戦となっている。近5年の3着内馬15頭のうち、3か月以上の休み明けの馬が10頭を占める。実績馬優勢と考えてよいだろう。

内枠有利

過去5年の勝ち馬はすべて馬番一桁だった。東京2000mはスタートからコーナーまでの距離が極端に短いため、外枠ロスの影響が大きいためだろう。特に馬番10番以降の先行馬で馬券になったのは2018年のキセキのみ。

差し馬優勢

東京競馬場の長い直線(525m)が示す通り差し馬優勢、とりわけ上がり33秒台の脚が使え、加えて上がり3位以内の脚が使える馬が馬券になる確率が高い。過去5年の勝ち馬はすべて上がり3位以内の脚を使えている。

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有力馬考察

有力馬①グランアレグリア

昨年はスプリンターズSマイルCS安田記念を勝利して最優秀短距離馬に選ばれた名牝で、デビュー以来の戦績は(8-2-1-2)と輝かしいもの。馬券外に敗れたのは3歳時にかかってしまったNHKマイルと重馬場で行われた今年の大阪杯のみ。
その大阪杯は雨の影響でかなりの重馬場となり、タフな阪神と合わさって非常にタフな舞台。スピードが売りのこの馬にとっては酷なレースとなってしまったが、それでも4着に好走しているのだから立派なもの。この敗戦を理由に【距離不安】を上げるのは早計だろう。
今回の東京2000mは上がり勝負になりやすく、この馬のための舞台といっても過言ではない。歴代の名馬と比べても勝るとも劣らない稀代のスピード馬が、1200~2000mのG1を制覇するという偉業を達成することができるか。

有力馬②コントレイル

こちらは昨年のクラシック三冠馬で、デビュー以来の戦績は(7-1-1-0)と未だに馬券内を外したことがない。2着に敗れた昨年のジャパンCも先着を許したのは最強牝馬アーモンドアイ。そのレースでもデアリングタクト・カレンブーケドール・グローリーヴェイズ・ワールドプレミアといったG1級の馬たちに見事先着しているのだから、アーモンドアイが引退した今、牡馬最強といえばコントレイルだろう。
今年の大阪杯は先に挙げたグランアレグリアに先着する3着。クラシック三冠で2000~3000mのG1を勝利している分、距離不安が少ないこの馬が最も勝利に近いと読み取ることもできるだろう。
この天皇賞秋とジャパンカップの2戦で引退を表明しているだけに、当然ここはメイチの仕上げで向かうだろう。牝馬が輝くこの時代に待ったをかけることができるだろうか。

有力馬③エフフォーリア

今年の皐月賞馬でダービーもハナ差2着に好走した3歳馬エフフォーリアも侮れない。今年の3歳馬が夏の古馬混合重賞を勝ちまくったことは記憶に新しいだろう。それだけ今年の3歳馬は世代レベルが非常に高く、スプリンターズSではピクシーナイトが勝利してG1までかっさらってしまった。
最強世代と言われる3歳世代が古馬G1を勝つ例は多く、サトノダイヤモンド有馬記念キタサンブラックを撃破し、またヴィクトワールピサ有馬記念ブエナビスタを撃破した。それだけこの成長期に2キロ減の斤量差は大きいということなのだろう。
天皇賞秋の3歳馬による制覇は2002年シンボリクリスエス以来遠ざかっているが、2014年イスラボニータ(3着)、2012年フェノーメノ(2着)、2010年ペルーサ(2着)など好走例は十分にある。最強世代の快速皐月賞馬が大金星を挙げることができるか。

 

穴馬候補

注目穴馬①ヒシイグアス(想定7番人気)

条件戦を2連勝、その後今年の中山金杯中山記念の重賞2連勝して現在4連勝中。中山記念後は大阪杯に進むプランであったが、体調が戻らず回避して休養となった。今回8か月休み明けでこの天皇賞秋に進むことになるが、体調が戻り調教もしっかり乗り込まれて良いコンディションで臨めるとのこと。東京競馬場は3戦して(2-1-0-0)とパーフェクト。
長期休み明け、初めての斤量58キロと乗り越えなければならない課題も多いが、逆にまだ能力の底を見せていない点や一線級との初対決で人気がない点はプラスだろう。最終追切りで態勢が整っていればこの大一番でも期待したい。

注目穴馬②

ブログランキングの先で公開中!(50~60位くらいにいます)

www.umarank.jp

デビュー以来11戦して(5-4-2-0)で馬券を外したことがない孝行馬。前走毎日王冠ではG1級の好メンバーが揃った一戦だったが、ここでもシュネルマイスター、ダノンキングリーという2頭のG1馬に次ぐ0.2秒差の3着に入り地力の高さを証明してみせた。
今回4走ぶりに川田騎手に手が戻る予定で、鞍上川田騎手のときは5戦5勝。よほど手が合うのだろうか、なんとこの馬の勝ち鞍5勝すべてを川田騎手が挙げているのは心強いプラス材料。
初めての斤量58キロは不安点ではあるが、多くの有力馬が休み明けなのに対してこの馬は前哨戦を使って上積みを見込める強みがある。
2014年の天皇賞秋勝ち馬スピルバーグもこの馬と同じ毎日王冠3着からの臨戦で、その時倒した相手は最強牝馬ジェンティルドンナとその年の皐月賞1着・ダービー2着のイスラボニータ。おや、今年の有力馬(最強牝馬皐月賞馬)と似ていませんか??血統も父ディープインパクトに母父米国系で、初の斤量58キロだった。狙える好材料満載の一頭だ。



いかがでしたでしょうか。
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