【エリザベス女王杯2021】Python AI予想公開 対抗アカイトリノムスメ 本命はあの中穴馬から荒れるG1を狙う
11/14(日)は阪神競馬場2200m芝で行われるG1エリザベス女王杯。
古馬中距離の最強牝馬決定戦で、歴代の名牝たちが出走してきたレースです。
今年は秋華賞勝ち馬アカイトリノムスメ、大阪杯勝ち馬レイパパレ、オールカマー勝ち馬ウインマリリンなどが登録してきました。
今年は例年の京都ではなく阪神開催となります。予想する上では重要なファクターになるでしょう。
それでは予想に移っていきましょう。
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Python AI予想
それでは早速、自作AI予想を発動させましょう。 今週は美味しい穴馬が見つかるでしょうか。 予想結果は下記【AI偏差値】の欄、好走確率の高い順に並べ替えて表示させています。
AIが予想した偏差値上位馬を見ていきましょう。
偏差値1位：レイパパレ（想定1番人気）
偏差値2位：ランブリングアレー（想定6番人気）
偏差値3位：アカイトリノムスメ（想定2番人気）
偏差値4位：アカイイト（想定11番人気）
偏差値5位：ソフトフルート（想定10番人気）
予想まとめ
AIの指数をふまえて、今回の私の予想はこのような印にしました。
◎人気薄の本命馬はブログランキングの先で公開中！
（50～60位くらいにいます）
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〇アカイトリノムスメ（想定2番人気）
▲レイパパレ（想定1番人気）
☆ソフトフルート（想定10番人気）
△アカイイト（想定11番人気）
△ウインキートス（想定4番人気）
△ウインマリリン（想定3番人気）
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前走オールカマーは3・4角の勝負所で位置取りを下げてしまい、また直線の出し所がなくて追い出しが遅れるロスが響いての7着。勝ち馬からは離されたが、2着馬とは0.3秒差であればやはり展開ひとつだったと考えても良く、また4か月休み明けだったことを考慮すれば今回は上積みを見込める。
前々走ヴィクトリアマイル2着はグランアレグリアが飛びぬけて強く、2～8着までが0.2秒の中に納まっている大混戦だったことからも2着という着順に過度な評価はできないが、3走前不良馬場の中山牝馬S1着、タフな中京でマジックキャッスルとクビ差2着だった愛知杯は高評価すべきレース。
タフな流れに滅法強いのがこの馬の特徴で、今回ロザムール・シャムロックヒル・レイパパレが引っ張る阪神2200mは先行勢に厳しいタフな流れが期待できそう。今回上位人気馬がどれも押し材料に乏しく複軸としてはイマイチ。それであれば中穴人気のこの馬から高配当を狙う。
〇アカイトリノムスメが上位人気の中で（強いて言えば）最も信頼できるだろうか。ハイレベルな今年のクラシック戦線を好成績で戦い抜き、最終の秋華賞を見事勝利。ソダシのアクシデントがあったとはいえ、先に抜け出したアンドヴァラナウトを捕らえ、ファインルージュの猛攻を凌ぎ切った一戦はこの馬の強さを示したものだった。
今年の重賞では3歳を無視して予想することは無謀と思わせるほど3歳勢の活躍が顕著。このメンバーであれば実績上位のこの馬を評価しなければならないだろう。
ただ中3週で連続の関西遠征である点、過去5年のエリ女は関東馬が1頭も馬券になっていない点はかなり大きな不安材料だ。対抗評価をつけたが、正直この馬が飛んでも取れる馬券の買い方で攻めたい。
▲レイパパレはアカイトリノムスメの好材料・不安材料が真逆。
好材料はまず関西馬である点、本質的に阪神2200mは前有利で加えて絶好枠である点、鞍上ルメールがこの秋のG1で馬券を外していない点。
不安材料は何よりも距離不安。宝塚記念・オールカマーの2戦を見ても明らかにラスト200mの脚色が悪い。かなり楽なスローペースで流れれば…とも思うが、それなりに先行勢に有力馬が多い今回のメンバーでは期待薄か。
不良馬場で勝利した大阪杯がフロック視されがちだが、その後の2戦を見ても距離さえ適切ならそれなりに強い馬であることは間違いなく、今年の比較的低レベルなメンバーであれば上位に評価すべき。信頼はすべきでないと思う点はアカイトリノムスメと同様だが。
☆ソフトフルートは馬場が渋ると明確に走りが鈍くなる。逆に良馬場であれば確実に末脚を伸ばしてくるタイプ。
昨年の秋華賞では3着ながらも、上がり35.7はデアリングタクトを抑えての1位だった。
とはいえこの馬は極端に上がりの早い馬場では好走できないという特徴も持つ。事実、4勝しているときの上がりは34.0～35.1。33秒台を求められる条件ではあっさり負けてしまっていることからも、例年の京都開催よりも上がりがかかる阪神開催のエリ女という条件はこの馬にとって追い風だろう。
良馬場でタフな展開・馬場での直線勝負という限られた条件が揃えば、今年の台風の目になり得る存在だ。本命馬と一緒に飛んできてもらいたい。
△アカイイト（想定11番人気）
△ウインキートス（想定4番人気）
△ウインマリリン（想定3番人気）
抑えにはこの3頭。
△アカイイトは確実に末脚を活かしてくるのが強み。乗り替わりはマイナスだが、先行勢が崩れた時にまったくノーマークのこの馬が飛んでくることを期待したい。
いかがでしたでしょうか。
福島記念のAI予想はこちらからどうぞ。
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いかがでしたでしょうか。
自作のPython AIを使った予想は土曜夜の更新予定ですので、そちらも是非ご覧ください。 よろしければブックマークを是非！
お時間があれば過去のAI予想も参考にしてみてくださいね。
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【競馬予想TV 出演者の予想公開】エリザベス女王杯2021
フジテレビONEとスカパーで放送されている【競馬予想TV】では 調教捜査官・井内さんや血統ビーム・亀谷さんなどの超有名予想家の方々が出演されています。
プロの予想を参考にして今週の競馬も楽しみましょう。
それでは早速予想を見ていきます。
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《GⅠ阪神芝2200m》エリザベス女王杯2021予想
《土曜夜に公開予定》
調教捜査官・井内利彰
◎ランブリングアレー
〇レイパパレ
▲ステラリア
△クラヴェル
△アカイトリノムスメ
△イズジョーノキセキ
△ムジカ
△ソフトフルート
△デゼル
△ウインキートス
△アカイイト
血統予想家・水上学
◎ステラリア
〇ウインマリリン
▲ウインキートス
△レイパパレ
△クラヴェル
△アカイトリノムスメ
△ランブリングアレー
△ソフトフルート
△デゼル
△アカイイト
競馬プロファイラー・キムラヨウヘイ
◎アカイトリノムスメ
△レイパパレ
△ステラリア
△ランブリングアレー
△ウインマリリン
△デゼル
予想博士・高柳誠二
◎テルツェット
〇レイパパレ
▲クラヴェル
△アカイトリノムスメ
△ランブリングアレー
△ウインマリリン
血統ビーム・亀谷敬正
◎ウインマリリン
〇ウインキートス
▲アカイトリノムスメ
△レイパパレ
いかがでしたでしょうか。
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【デイリー杯2歳ステークス2021】Python AI予想公開 本命スタニングローズ 穴にはあの人気薄を指名
11/13(土)は阪神競馬場1600m芝で行われるG2デイリー杯2歳ステークスです。
今年は新潟2歳S勝ち馬セリフォス、ルメール騎乗期待馬のソネットフレーズ、イスラボニータ産駒の素質馬プルパレイなどが登録してきました。
例年は京都で行われるデイリー杯ですが今年は阪神開催。朝日杯やジュベナイルフィリーズといった2歳G1と同じコースで行われる前哨戦ですから、重要度も格別でしょう。
それでは予想に移っていきましょう。
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AIが予想した偏差値上位馬を見ていきましょう。
偏差値1位：タガノビューティー（想定2番人気）
偏差値2位：ワンダーリーデル（想定5番人気）
偏差値3位：スマッシャー（想定4番人気）
偏差値4位：スリーグランド（想定14番人気）
偏差値5位：ブルベアイリーデ（想定8番人気）
予想まとめ
AIの指数をふまえて、今回の私の予想はこのような印にしました。
◎スタニングローズ（想定4番人気）
〇セリフォス（想定1番人気）
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（50位くらいにいます）
☆ウナギノボリ(想定5番人気)
△プルパレイ(想定3番人気)
△ソネットフレーズ(想定2番人気)
◎スタニングローズの中京新馬2着・阪神未勝利1着はそれぞれ好位から35秒台の上がり1位で好走しているが、前々走新潟2歳Sでは4角最後方から上がり2位32.9秒で追い込んでの5着。このレースで先着を許した4頭は4角で6番手以内の好位で立ち回った馬たちなのだから、いかにこの馬に展開が向かなかったのかが分かるだろう。そもそも今年の新潟2歳Sはかなりの素質馬たちが集まったレベルの高い一戦だった。8着馬グランドラインはその後OP芙蓉Sで2着、9着馬ウインピクシスはサフラン賞2着、10着馬クラウンドマジックはOP野地菊Sで2着と軒並み好走している。
前走サウジアラビアRCでは直線で後方から追い出されると上がり最速の脚で追い込んで3着。仕掛けどころでの反応がイマイチ鈍かったところもあるが、そのあたりは若駒らしさか。レースをこなす毎に良くなるだろう。今までに戦ってきた相手関係を考えると、ここでは最有力と判断する。
〇セリフォスはダイワメジャー産駒、中内田厩舎、鞍上川田。まさに早い時期（だけ）走りそうな条件が揃っている。
前走新潟2歳Sでは中団から上がり最速の脚で完勝。今回本命を打った5着馬スタニングローズより上がりが優秀だが、セリフォスが最内をロスなく運んだのに対してスタニングローズは大外ブン回し。内が伸びる当日の馬場も考えると着順ほどの差は無いだろう。
今回阪神1600mに替わって伸びしろはスタニングローズに分があると判断しこちらを対抗評価に下げたが、それでもまぁこのメンバー、そして小頭数競馬であれば十分勝ち負けだろう。
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AI発動前はまったく旨味を感じずスルーしていたが、今回AIの高評価を見てから改めて見直すと穴として面白味を感じた一頭。
まずクローバー賞の1・5着馬が次走京王杯2歳Sでそのまま3・1着に好走。このレースは昨年のモントライゼの勝ちタイムより0.5秒早く、それなりにレベルが高い一戦だったと見る。それらの馬に対してクローバー賞で3着に入った実績は素直に評価すべきだろう。
まだまだ幼い面が多く、前走もみじSではスタートをそれなりに決めるも道中かかる素振りを見せ3～4角で位置取りを下げてしまうロス。直線でも騎手の追い出しに対して反応が鈍かったが、ラスト200mで良い脚を見せ上がり2位の末脚で追い込んできた。着順的には6頭立て5着だが2着馬とは0.2秒差。道中のロスなど考えるとそれなりに評価できる。
まだまだ発展途上感が満載な走りっぷりはまったく安定感に欠けるが、そういう馬こそこの2歳時に最も伸びる馬。ここで一変してもおかしくない。
☆ウナギノボリが中京の新馬戦で勝利した後のジョッキーコメント。「調教から集中力がないと聞いていて、ゲートから出て行かずに前半からついて行くので精一杯でしたが、3コーナーから急に動き出して後はどこに行こうかという感じでした。掴み切れないですが、逆に良いかもしれません。(気分が)乗っていると動くタイプで、能力は高いと思います。名前通りですね」という通りまだまだ幼さは残るが、その新馬戦では直線で前が完全に塞がり追い出しを待ってから外に持ち出すロスがありながらも、前が空いてからの脚は見所十分なものだった。
前走サウジアラビアRCでも直線多少ふらつく素振りはあったが、新馬の時より格段にスムーズに追い出し上がり2位の脚で追い込んで4着。サンデーの勝負服が1～3着を独占する一方、この馬も十分に見せ場を作る内容だった。
もう一頭のドレフォン産駒もそうだが、少しでもタフな流れになってくれることを望みたい。ただ小頭数の今回では少し厳しいか。注目したい一頭。
△プルパレイ
△ソネットフレーズ
人気が予想されるこの2頭は抑えまで。上がり勝負になりやすい阪神1600mでは今まで差した競馬を経験していることがプラスと考える。この2頭は他馬とのスピードの違いで逃げ・好位からの競馬しかしたことがなく、メンバーレベルが上がった今回では今までの競馬との違いに戸惑うことが予想されそう。
もちろん圧倒的に強ければそのままねじ伏せてしまう可能性もあるため無視はできないが、信頼感は落ちる。抑えまでの評価。
いかがでしたでしょうか。
東京メイン武蔵野ステークスのAI予想はこちらからどうぞ。
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【武蔵野ステークス2021】Python AI予想公開 本命ワンダーリーデル 対抗タガノビューティー 単穴はあの人気薄を
11/13(土)は東京競馬場1600mダートで行われるG3武蔵野ステークスです。
近年のダート界は非常にカオス。抜けた馬はおらず混戦模様です。
今年は南部杯3着ソリストサンダー、オープン2連勝中タガノビューティー、フェブラリーS2着エアスピネルなどが登録してきました。
チャンピオンズCの前哨戦である武蔵野ステークスを制するのはどの馬でしょうか。
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偏差値1位：タガノビューティー（想定2番人気）
偏差値2位：ワンダーリーデル（想定5番人気）
偏差値3位：スマッシャー（想定4番人気）
偏差値4位：スリーグランド（想定14番人気）
偏差値5位：ブルベアイリーデ（想定8番人気）
予想まとめ
AIの指数をふまえて、今回の私の予想はこのような印にしました。
◎ワンダーリーデル
〇タガノビューティー
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☆オメガレインボー
△ソリストサンダー
△スマッシャー
△エアスピネル
◎ワンダーリーデルは8歳馬ながらまだまだ衰えを見せない。東京マイルは最も得意な舞台で2019年武蔵野S勝ち、2020年フェブラリーS4着、2021年根岸S2着、フェブラリーS3着と良績が集中している。根岸Sで先着を許したレッドルゼルが先日JBCスプリントを大楽勝したようにレースレベルもお墨付きだ。
前走グリーンチャンネルCはトップハンデ59キロに加えて7か月休み明けで道中の行きっぷりが悪く最後方からの競馬を上がり最速で追い込んでの8着。まだまだ末脚は健在というところを見せた。
今回最終追切も坂路を上々のタイムで駆け上がっており、前走休み明けを叩いた上積みも十分見込めるだろう。実績を信頼して本命を打つ。
〇タガノビューティーのダート戦績（6-4-2-2）という安定感は複軸としては最適。末脚を確実に使ってくるタイプだけに広い東京はこの馬向きの舞台だ。
前走欅Sと前々走オアシスSでは後にシリウスS3着に好走するブルベアイリーデを連続で負かしており、また欅Sでは後にグリーンチャンネルCの1・2着馬であるヘリオスとスリーグランドに完勝。このあたりとは既に格付けは済んでいる。
2020年9月～2021年5月の期間で9戦を使い詰め、今回そこから5か月休み明けという点が心配で今回本命を打つことは避けたが、それでも戦ってきた相手関係を考えてもここでは確実に力は上位だろう。
最内枠からロスなく競馬ができれば勝ち負けまで。
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大穴はAIも高評価しているこの馬を指名する。
スタートが安定しない嫌いはあるが、それでも今まで1400mばかり使われて忙しい競馬が多かったことからも今回1600mに伸びればテンが落ち着き、またそれなりの好位で進めることが見込めるだろう。
そもそも今回人気が予想されるソリストサンダーやオメガレインボー、タガノビューティーなどはテンがイマイチ乗らない馬ばかりで、相対的に前がノーマークになりそう。
また休み明けよりも叩いてからの方が良いタイプで、前走4か月休み明けを叩いた今回は上積みが見込める。
鞍上の乗り替わりはプラスとは思えないが、ノーマークで先行しスムーズな競馬ができれば。
☆オメガレインボーは前走・前々走函館で連続2着。そこで戦ってきた相手のレベルはそれなりに高く、そこで連続好走していることは素直に評価したい。
特にエルムSでは3着馬ロードブレスがみやこS2着、4着馬ウェスタールンドがシリウスS2着、10着ソリストサンダーが南部杯3着に好走しておりレベルが高い一戦。
テンがイマイチでも道中まくり気味でポジションを上げていく積極的な乗り方が鞍上横山和らしく、またこの馬にとっても手が合うのだろう。信頼はしにくいのだが…。
△ソリストサンダー
△スマッシャー
△エアスピネル
までを抑えとする。
いかがでしたでしょうか。
阪神メインのデイリー杯2歳ステークスのAI予想はこちらからどうぞ。
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【福島記念2021】過去の傾向と有力馬・穴馬候補 枠順公開前予想
11/14(日)は福島競馬場2000m芝で行われるG3福島記念。
秋の福島を代表する伝統のハンデ重賞です。
今年は京都記念2着のステイフーリッシュ、4連勝でケフェウスSを制したアラタ、オーシャンS勝ち馬コントラチェックなど癖のあるメンバーが揃いました。
それでは予想に移っていきましょう。
過去の傾向
過去5年分の馬券内データを用意しました。
ここから過去の傾向について読み取っていきましょう。
先行有利
この時期の福島は芝がそれなりに痛み出しているとはいえ、やはり小回りの福島らしく先行馬がそのまま残る場合が多い。上がり最速馬が過去5年で一頭も馬券にならないというのは非常に特異な状況だろう。スタートでそれなりのポジションを取れる馬、長く良い脚を使える馬を狙うのがセオリー。
内枠有利
これも顕著な傾向だが、完全に内枠有利。過去5年で8枠は一頭も馬券に絡んでいない。2017年にはサンマルティンが1番人気ながら8枠16番で14着に大敗している。7枠で馬券になったのも2017年3番人気スズカデヴィアスと2016年1番人気ゼーヴィントのみ。穴を狙うなら内枠がベターだ。
有力馬考察
有力馬①ステイフーリッシュ
今までの戦績（2-5-7-13）のうち新馬勝ちを除く（1-5-7-13）すべてが重賞出走。馬券になった13戦のうち、人気以下の着順だったのは2019年の京都記念1番人気2着時のみという、馬券を買う人にとっては素晴らしい孝行馬だ。
その京都記念が今まで唯一の一番人気だったわけだが、今回はその時以来の一番人気を背負うことになりそう。
安定したスタートで毎回好位を取れる脚質、長く良い脚を使うタイプ、4年連続でステイゴールド系種牡馬が勝利している福島記念においてこの馬もステイゴールド産駒であることなど、買い材料は非常に多い。
懸念はトップハンデの馬は5年連続で馬券になれていない点だろうか。ただこの馬自身島まで3度57.5キロの斤量を背負っているが、その時の戦績（0-1-2-0）ですべて馬券になっているので無理に嫌う必要はないか。
有力馬②アラタ
前走ケフェウスSを見事勝利して現在4連勝中。3歳時は弥生賞・青葉賞に出走するも大敗で重賞の壁に阻まれていたが、今年に入ってから本格化。特に前走ケフェウスSは6億円馬アドマイヤビルゴ、次走新潟牝馬Sを勝つマリアエレーナ、次走アルゼンチン共和国杯4着に好走するレクセランス、鳴尾記念2着ショウナンバルディなどかなり骨っぽいメンバー相手に勝利するのだから地力の高さは確実だ。
デビュー以来鞍上大野騎手が乗り続けていることもプラス。今年は京成杯AHのコントラチェックで12番人気2着、クイーンSサトノセシルで8番人気3着など、東日本の重賞であれば好騎乗も目立つ。
母父ハーツクライらしく本格化してからの強さを見せることができるか。ハンデ56キロも恵まれた印象だ。
穴馬候補
注目穴馬①
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前走京都大賞典10着からの臨戦で人気を落とすだろうこの馬だが、勝ち馬から0.8秒差、7着ステイフーリッシュから0.2秒差は評価できる内容。ましてこの時ステイフーリッシュと同斤量56キロだったのだが、今回ハンデ戦ではステイフーリッシュが57.5キロで人気を背負うのに対してこの馬は55キロ。それでいてこの低人気なのであれば穴党は触手を伸ばすべき一頭だろう。
このレースと相性が良いステイゴールド系のオルフェーヴル産駒というのも好材料。スタートが安定しないという点が心配ではあるが、前々走小倉記念2着時のように小回りらしく好位から伸びることができれば、この馬初の重賞制覇となっても驚けない。強く推したい一頭だ。
いかがでしたでしょうか。
阪神メインエリザベス女王杯の考察も公開しています。
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お時間があれば過去のAI予想も参考にしてみてください。
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こちらは土曜夜の放映後に更新予定。
プロの予想も参考にしてみてください。
【エリザベス女王杯2021】過去の傾向と有力馬・穴馬候補 枠順公開前予想
11/14(日)は阪神競馬場2200m芝で行われるG1エリザベス女王杯。
古馬中距離の最強牝馬決定戦で、歴代の名牝たちが出走してきたレースです。
今年は秋華賞勝ち馬アカイトリノムスメ、大阪杯勝ち馬レイパパレ、オールカマー勝ち馬ウインマリリンなどが登録してきました。
今年は例年の京都ではなく阪神開催となります。予想する上では重要なファクターになるでしょう。
それでは予想に移っていきましょう。
過去の傾向
《エリザベス女王杯過去5年結果》
《2021年阪神2200m 1勝クラス～G1結果》
今年は昨年に続き阪神開催ということで、エリザベス女王杯過去5年データと2021年の阪神2200mレースデータを用意しました。
ここから過去の傾向について読み取っていきましょう。
先行～差し有利
京都開催のエリ女の場合は逃げ馬も十分残れるほど前有利のレースになりがちだったが、阪神2200mとなれば話は別。昨年も上がり1～3位の馬が馬券内を占めた。阪神内回りで直線が短いとはいえ、ただ前に行くだけの馬では残れない。長く良い脚を使え、また2度の坂越えでもバテないスタミナも問われる。
関西馬優勢
エリ女過去5年データと2021年阪神2200mデータに共通することだが、このリストには1頭も関東馬の馬券内がない。エリ女では2020年と2018年でどちらも2番人気だったノームコア、2017年2番人気のルージュバック、2016年1番人気のマリアライトが人気を裏切って馬券外に敗れている。今年はアカイトリノムスメやウインマリリンの2頭が上位人気であろう関東馬だが…。
有力馬考察
有力馬①アカイトリノムスメ
今年の3歳馬が古馬重賞で勝ちまくっていることも影響があるのだろうか。今年のエリザベス女王杯でも堂々の1番人気が想定されているのが3歳牝馬の秋華賞馬アカイトリノムスメだ。
秋華賞ではソダシが外傷でズルズル下がっていく中で力強く伸び、先に抜け出したアンドヴァラナウトを捕らえてファインルージュの猛攻もしのぎ切りG1初制覇。桜花賞・オークスでどちらも好走しながらあと一歩伸びきれなかった悔しさを晴らす一戦だった。
このレースは母である3冠牝馬アパパネが2度出走しながらどちらも3着に敗れている。そのことからも『距離が少し長いか？』とも思われてしまいそうだが、アパパネのエリ女は2年とも勝ち馬は欧州の超名牝スノーフェアリーだったことを考えれば十分よく戦ったとも言える。
問題はこの馬が関東馬であり、先に挙げた通りこのレースは過去5年で一度も関東馬が馬券になっていない点か。また中3週で連続の関西遠征というのも3歳牝馬にとって悪影響がでないだろうか。斤量2キロ減の優位は認めるが、乗り越えなければならない障害も多い一頭。
有力馬②レイパパレ
おそらくアカイトリノムスメと人気を分け合う形になりそうなのが大阪杯勝ち馬のレイパパレだ。重馬場だったとはいえ、コントレイル・グランアレグリアという最強牡馬＆牝馬を完封して逃げ切ったのは見事だった。
デビュー以来継続騎乗だった川田騎手がアメリカ遠征の隔離期間で騎乗できないのは痛いが、代打に起用されたのがルメール騎手であればまったく不満はないだろう。
ただ前々走宝塚記念ではスローペースの2番手で進めるもクロノジェネシスに完敗、逃げたユニコーンライオンも捕らえられず3着。前走オールカマーでもウイン2頭とグローリーヴェイズに次ぐ4着。2走続けて2200mで完敗していることからも距離不安が最も懸念されている点だろう。
ただG1とはいえ牝馬限定であるここなら実績は確実に上位に評価しなければならない。
鞍上ルメールでどこまで過剰人気するかが問題だが。
有力馬③ウインマリリン
今年のオールカマーと日経賞という牡馬との混合G2を2勝しているウインマリリンも当然最有力の一頭。天皇賞春も5着に善戦しているように、他の有力馬に比べて距離不安が少ないことが魅力だ。
3歳だった昨年もこのレースに出走し9番人気ながら4着に好走している。1着ラッキーライラック、3着ラヴズオンリーユーという名牝がいたことを考えれば、今年の方がメンバーは手薄に見える。鞍上が今年大ブレイクの横山武騎手であることも心強い。逃げ馬を見る位置に確実に付けられる先行力が武器で、大きく崩れることが考えにくいだろう。
懸念はアカイトリノムスメと同様に関東馬であることくらいか。ただこちらの方が臨戦過程に余裕があるので不安は少ないか。
昨年のオークス2着などG1でも好走できることは証明済み。念願のG1取りに期待がかかる。
穴馬候補
注目穴馬①ソフトフルート（想定10番人気）
この馬は馬場が渋ると明確に走りが鈍くなる。逆に良馬場であれば確実に末脚を伸ばしてくるタイプ。
昨年の秋華賞では3着ながらも、上がり35.7はデアリングタクトを抑えての1位だった。
とはいえこの馬は極端に上がりの早い馬場では好走できないという特徴も持つ。事実、4勝しているときの上がりは34.0～35.1。33秒台を求められる条件ではあっさり負けてしまっていることからも、例年の京都開催よりも上がりがかかる阪神開催のエリ女という条件はこの馬にとって追い風だろう。
良馬場でタフな展開・馬場での直線勝負という限られた条件が揃えば、今年の台風の目になり得る存在だ。
注目穴馬②
ブログランキングの先で公開中！（50位くらいにいます）
もう一頭の穴馬とは逆に、馬場が渋ればこの馬の激走も大幅に期待が増す。もともとダートデビューだったように切れる脚がない代わりに、タフな馬場が得意なパワー型に加えて抜群のスタートセンスを持つことが推し材料だ。
2020年は条件戦を勝ったり負けたりで明らかに成長途上だったが、2020年冬から徐々に馬体重が増え、この1年で約20キロ増やしているのは成長の証だろう。2021年初頭に中山金杯で4着、中山牝馬2着、七夕賞2着と混合重賞でも好走しており、また坂のある中山実績と重馬場実績からもタフで上がりがかかる馬場であればしぶとい脚を使ってくる。
鞍上は今回から池添騎手に乗り替わり。G1で必ず一発狙ってくるジョッキーに替わること。まったく人気にならないだろうことからも単騎で逃げられる可能性は高い。
いかがでしたでしょうか。
福島メイン福島記念の考察も公開しています。
satoro0721.hatenablog.com自作のPython AIを使った予想は土曜夜の更新予定ですので、そちらも是非ご覧ください。 よろしければブックマークを是非！
お時間があれば過去のAI予想も参考にしてみてください。
有名予想家が出演している競馬予想TVの予想も公開しています。
こちらは土曜夜の放映後に更新予定。
プロの予想も参考にしてみてください。
【みやこステークス2021】Python AI予想公開 人気薄の本命を指名 対抗スワーヴアラミス
11/7(日)は阪神競馬場1800mダートで行われるG3みやこステークスです。
今年は帝王賞3着クリンチャー、平安S勝ち馬オーヴェルニュ、エルムS勝ち馬スワーヴアラミスなど骨っぽいメンバーが登録してきました。
チャンピオンズCへの前哨戦として、ここをステップに活躍馬が出るでしょうか。
それでは予想に移っていきましょう。
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Python AI予想
それでは早速、自作AI予想を発動させましょう。 今週は美味しい穴馬が見つかるでしょうか。 予想結果は下記【AI偏差値】の欄、好走確率の高い順に並べ替えて表示させています。
AIが予想した偏差値上位馬を見ていきましょう。
偏差値1位：オーヴェルニュ（想定3番人気）
偏差値2位：ヴェンジェンス（想定5番人気）
偏差値3位：メイショウハリオ（想定8番人気）
偏差値4位：クリンチャー（想定1番人気）
偏差値5位：メイショウムラクモ（想定2番人気）
予想まとめ
AIの指数をふまえて、今回の私の予想はこのような印にしました。
◎人気薄の本命馬はブログランキングの先で公開中！
（50～60位くらいにいます）
最強競馬ブログランキングへ
〇スワーヴアラミス（想定4番人気）
▲クリンチャー（想定1番人気）
☆ヴェンジェンス（想定5番人気）
△オーヴェルニュ（想定3番人気）
△メイショウムラクモ（想定2番人気）
△ロードブレス（想定6番人気）
◎人気薄の本命馬はブログランキングの先で公開中！
（50～60位くらいにいます） 最強競馬ブログランキングへ
末脚光るこの馬は、上がり勝負になりやすいこの条件で狙いたい一頭だ。3走前に3勝クラスを快勝した後リステッドとオープン戦を連続2着。特に前走は逃げ馬と番手の馬が1・3着に入る前残りの展開を上がり最速の脚で追い込んでアタマ差2着。500キロを超えるこの馬にとって恵まれない3か月休み明けだったにもかかわらず、また先行有利の展開でも上位に食い込んだことからも地力の高さ、素質の高さが感じられる一戦だった。
その前走を叩いた上積みが見込めること、差し有利の展開になりやすい阪神1800mという条件であれば、初重賞とはいえ侮れない一頭だ。まったく人気はなさそうだが、一発を期待したい。
〇スワーヴアラミスが勝利した2走前エルムSはかなり好メンバーが揃ったレースであり、ここを快勝したこの馬は複軸として最適だろう。4着ウェスタールンドは次走シリウスSで2着。6着のケイティブレイブはJBCクラシックで5着。これらの馬を相手にしなかったのだから地力が高い証拠だ。エルムSからブリンカーを着用していることも効果があったのだろう。
前走白山大賞典では不良馬場に足を取られながらも3着に好走。先行有利の展開だったとはいえ、JBCクラシックを勝利するミューチャリーとクビ差というのは評価できる。
人気薄の本命とセットで馬券を組み立てたい。
▲クリンチャーは2018年には凱旋門賞にも出走した芝の実績馬だが2020年初頭にダートへ転向。転向後の成績（3-4-2-2）はかなり立派だ。前走G1帝王賞では先行からしぶとく伸びての3着。オメガパフュームやチューワウィザードといったG1馬たちに先着しているのだから、このみやこSでは実績最上位として間違いないだろう。
昨年の同レース勝ち馬でもあり、また昨年同様の阪神開催というのも歓迎材料。昨年と違うのはローテーションで、今年は4か月休み明けというのは要注意。追い切り・パドックはしっかり見なければならないが、それでもこの馬としてはここで賞金を加算して冬のG1に向かいたいところだろう。
ただ先日のJBCクラシックを見てもわかる通り先に挙げたオメガパフュームやチューワウィザードといった実力馬たちが地方馬に出し抜けを食らうほど今のダート界はカオスな状態。取りこぼす可能性も十分と見て単穴までの評価とする。
☆ヴェンジェンスの阪神成績（6-2-0-3）はこのメンバーであれば上位に評価する。昨年の三宮Sではトップハンデ58キロを背負いながらクリンチャーを撃破したが、その後屈腱炎を発症し1年2か月の長期離脱。その離脱後2走叩いた今回は好走してきてもおかしくなさそうだが、人気もそこそこしてしまいそう。信頼はできない。
△オーヴェルニュ（想定3番人気）
△メイショウムラクモ（想定2番人気）
△ロードブレス（想定6番人気）
いかがでしたでしょうか。
東京メインのアルゼンチン共和国杯のAI予想はこちらからどうぞ。
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いかがでしたでしょうか。
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