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【アイビスSD2021】AI予想の本命・穴馬を公開 モントライゼの取り捨ては?

7/25(日)は新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュです。 新潟名物の直線1000mで行われるレースで、圧倒的外枠有利と分かりつつも毎年難解なレースです。 人気が予想されるのは京王杯2歳S勝ち馬のモントライゼ、ミスター直千ライオンボス、前走葵S僅差3着のオールアットワンスでしょうか。 個人的に狙っていた絶好枠のロジクライが回避したのは非常に残念ですが・・・。 気を取り直して予想を始めていきましょう。

過去の傾向

新潟直千といえば外枠有利。もうこれは紛れもない事実と言えるでしょう。続いて牝馬が有利。2008年以降のこのレースでは毎年一頭は必ず牝馬が馬券になっています。【夏は牝馬】の格言を忘れてはいけないレースです。過去20年で1番人気の複勝率は65%とまずまず。基本的には人気馬が絡んでくる傾向が強いですが、5~9番人気程度の中穴が毎年1頭は絡んできます。この中穴の抜けがないように狙っていきたいですね。

Python自作AI予想結果

それでは早速、自作AI予想を発動させましょう。 予想結果は下記【三着内率】の欄、三着以内に入る確率の高い順に並べ替えて表示させています。 ibispred

1番人気想定のモントライゼが三着内率23.6%の4番手評価。2番人気想定のライオンボスが三着内率26.5%の2番手評価、3番人気想定のオールアットワンスが三着内率26.9%の1番手評価となっています。基本的に人気馬が上位評価を得ていますので、あまり大穴狙いは危険かも。 一方人気薄ではグレイトゲイナー、バカラクイーン、ヒロイックアゲンの評価が良いですね。 この結果から想定人気よりも評価が高い【GOODコスパ馬】と評価が低い【BADコスパ馬】は・・・

GOODコスパ

1位グレイトゲイナー 三着内率25.6%(想定6番人気) 2位バカラクイーン 三着内率18.8%(想定13番人気) 3位ヒロイックアゲン 三着内率17.2%(想定9人気)

BADコスパ

1位ロードエース 三着内率4.3%(想定5番人気) 2位セピアノーツ 三着内率2.7%(想定8番人気) 3位ビリーバー 三着内率8.1%(想定7人気)

予想まとめ

AIの3着内指数はこのような結果となりました。 まだ金曜夜の時点ですので買い目は考え中ですが、印としてはこんな感じです。 ◎ヒロイックアゲン 〇オールアットワンス ▲ライオンボス △モントライゼ △グレイトゲイナー △バカラクイーン

◎ヒロイックアゲンの前走韋駄天Sは12着と大敗でしたが、これはかなりイマイチな騎乗でした。それなりにスタートは出ましたが上手く外へ進路を取れずそこから終始内寄りを進むことに。加えて永島まな騎手の騎乗馬と接触する場面もあり、スムーズとは程遠い内容でした。勝ち馬のタマモメイトウが割り切って後方から終始最外を進み差し切ったこと、2~4着馬が7・8枠馬で占めていることからも、内枠でロスしたこの馬は言い訳がたつでしょう。 今まで直千では(1-3-1-2)で馬券に絡めなかったのは前走韋駄天ステークス12着と去年の韋駄天ステークス4着のみ。 夏は牝馬の格言からも、春の韋駄天よりも真夏のアイビスで巻き返すことを期待したい。

〇オールアットワンスの魅力はまず脚質。逃げてくれれば本命候補でしたが、ここ2走は出足が不安定で控える競馬をしています。ただ控えてもまずまず良い脚を長く使うので、枠と斤量も良いですしここは順当に好走しそう。

▲ライオンボスの前々走千葉Sは半年休み明けでしかもダート戦。そこからの韋駄天であれば1番人気を裏切ったとはいえ言い訳は立ちそう。斤量もダントツの58キロを背負っていました。ただいくら理由ができても前走力負け感が否めなかったのは確か。行き脚も昨年・一昨年と比べるとイマイチでした。6歳馬ということで衰えが見えてきたのか・・・人気次第では過大評価は危険と思いますが、あっさり勝たれても文句が言えない実績馬。完全には切れないでしょう。

△モントライゼの鞍上川田騎手はなんと2009年ぶりのアイビスSD参戦。この超特殊コースの重賞に12年ぶり、しかも想定1番人気の馬であれば抑え程度に評価を下げた方が馬券的に面白いと考えます。枠も3枠ですし、本当に強い馬でないと勝ち切るのは難しいでしょう。そして父ダイワメジャー産駒は直千の成績はかなりイマイチ。良い馬だとは思いますがここは抑えまで。

△グレイトゲイナーは条件馬ながらここ最近の成績はかなり安定。そして鞍上丸山騎手は実は重賞で穴馬に乗せれば天下一品。今年はオーシャンステークス(11番人気)、ラジオNIKKEI(4番人気)の2勝を既に上げていて絶好調です。人気になれば切ろうと思っていましたが、枠も微妙ですのでそこまで人気なさそうですし、抑えておいて損はないでしょう。そして実は半姉フクノドリームは2014年の2着馬。直千は初めてですが、相性が良い可能性は十分です。

バカラクイーンの1枠1番は当然評価を下げざるを得ません。ただ未勝利勝ちの直千ではハナを切り逃げ、上がり2位の脚で後続をちぎったとても強い勝ち方です。加えて2020年5月に直千1勝クラスで2着して以降、直千レースを使われずにいます。久々の直千レース参戦で人気の盲点となりそうです。

以上、最後までご覧いただきありがとうございます。