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【みやこステークス2021】過去の傾向と有力馬・穴馬候補 枠順公開前予想

11/7(日)は阪神競馬場1800mダートで行われるG3みやこステークスです。

今年は帝王賞3着クリンチャー、平安S勝ち馬オーヴェルニュ、エルムS勝ち馬スワーヴアラミスなど骨っぽいメンバーが登録してきました。

チャンピオンズCへの前哨戦として、ここをステップに活躍馬が出るでしょうか。
それでは予想に移っていきましょう。

 

 

過去の傾向

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 過去5年の馬券内に入った馬をリスト化しました。

ここから過去の傾向について読み取っていきましょう。

人気馬の信頼度低い

過去5年で1番人気(1-1-0-3)、2番人気(1-0-0-4)、3番人気(0-0-1-4)と人気馬の信頼度はかなり低い。条件戦を勝利して初オープンに上がったレベルの馬たちと、地方重賞に行くには足りない高齢馬が入り乱れる混沌としたメンバーになることが多いためか。今年もそんなメンバー構成で荒れる確率は高そう。

上がりの使える馬が優勢

過去5年で上がり4位以下の馬で馬券になったのは2016年のローマンレジェンドのみ。
先行して粘りこむ馬よりも決め手のある馬が馬券になる条件だ。

 

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有力馬考察

有力馬①クリンチャー

2018年には凱旋門賞にも出走した芝の実績馬だが2020年初頭にダートへ転向。転向後の成績(3-4-2-2)はかなり立派だ。前走G1帝王賞では先行からしぶとく伸びての3着。オメガパフームやチューワウィザードといったG1馬たちに先着しているのだから、このみやこSでは実績最上位として間違いないだろう。
昨年の同レース勝ち馬でもあり、また昨年同様の阪神開催というのも歓迎材料。昨年と違うのはローテーションで、今年は4か月休み明けというのは要注意。追い切り・パドックはしっかり見なければならないが、それでもこの馬としてはここで賞金を加算して冬のG1に向かいたいところだろう。デキさえ問題なければ勝ち負け筆頭の一頭。

有力馬②オーヴェルニュ

今年の平安S(中京開催)と東海Sを強い勝ち方で勝利している重賞2勝の実績馬。それらの前哨戦後のG1ではさすがに通用せず敗退しているが、このG3では実績上位と見なければならないだろう。
とはいえ重賞2勝のどちらも中京の重馬場であったことから、おそらく今回の阪神良馬場ではどこまで通用するか疑わしく思うところもあるだろうが、昨年末のベテルギウスS(阪神1800m)では2着に帝王賞勝ち馬テーオーケインズ、5着にアルデバランS勝ち馬ロードレガリスなどハイレベルなメンバー相手に勝利するなど阪神実績もOK。
陣営も前走帝王賞の2000mは距離が長かったとコメントしており、今回1800mへの距離短縮は戦績的にもプラス材料。得意の中京チャンピオンズCへ勢いをつけるためにも、前哨戦のここでは恰好をつけなければならない立場だ。

有力馬③スワーヴアラミス

先行からしぶとく脚を使うこの馬は、ダート21戦して掲示板を外したのはたったの2回という安定感が売り。前走白山大賞典も4角3番手から文字通りしぶとい脚を使っての3着。この時クビ差2着のミューチャリーが本日のJBCクラシックG1を地方馬で初めて制覇したのだから、この馬の評価も連れて上がることだろう。
ただ決め手に欠けるこの馬にとって、決め手勝負になりやすいこの条件はいかさか不安が残る。明らかに複軸として売れるタイプの馬だけに、あまり過剰な評価は考えものというのが筆者の感覚だ。アルゼンチン共和国杯と同日のため乗り替わりになる馬が多いなか、この馬は鞍上松田騎手が継続騎乗というのはプラス材料ではあるが。

穴馬候補

注目穴馬①サンライズソア(想定8番人気)

2017年ジャパンダートダービー2着、2018年JBCクラシック3着、チャンピオンズC3着など重賞実績多数のサンライズソアだが、2019年5月から2021年6月まで長期休養。復帰初戦のアルテハケSはさすがに大敗したが、前走太泰Sは復帰前の爽快な先行力から逃げの手を打ち、勝ち馬から0.1秒差の3着に好走。7歳になったこの馬だがまだまだ衰えるには早いと言わんばかりだ。500キロを超える大型馬で前走+16キロを叩いた今回は明らかに前走よりも上昇が見込めることだろう。
唯一の不安はそもそも除外対象であること。一頭回避馬がでないと走れません。そこは祈るのみ!

注目穴馬②

ブログランキングの先で公開中!(50~60位くらいにいます)

www.umarank.jp

末脚光るこの馬は、上がり勝負になりやすいこの条件で狙いたい一頭だ。3走前に3勝クラスを快勝した後リステッドとオープン戦を連続2着。特に前走は逃げ馬と番手の馬が1・3着に入る前残りの展開を上がり最速の脚で追い込んでアタマ差2着。500キロを超えるこの馬にとって恵まれない3か月休み明けだったにもかかわらず、また先行有利の展開でも上位に食い込んだことからも地力の高さ、素質の高さが感じられる一戦だった。
その前走を叩いた上積みが見込めること、差し有利の展開になりやすい阪神1800mという条件であれば、初重賞とはいえ侮れない一頭だ。まったく人気はなさそうだが、一発まで期待したい。


いかがでしたでしょうか。
アルゼンチン共和国杯の検討も行っています。併せてごらんください。

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