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【アルゼンチン共和国杯2021】過去の傾向と有力馬・穴馬候補 枠順公開前予想

11/7(日)は東京競馬場2500m芝で行われるG2アルゼンチン共和国杯です。
ハンデ戦でありながら、ここをステップにジャパンカップ有馬記念の好走馬を多く出しているレースです。

今年は昨年の同レース勝ち馬オーソリティ、札幌長距離の好走歴が目立つボスジラ、新潟大賞典3着サトノソルタスなどが登録してきました。

今年もここをステップにG1で活躍する馬が出るでしょうか。
 

 

 

過去の傾向

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 過去5年の馬券内に入った馬をリスト化しました。

ここから過去の傾向について読み取っていきましょう。

やや内枠有利

過去5年の馬券になった馬15頭のうち7・8枠だった馬はたった2頭。2020年3番人気オーソリティと2016年3番人気ヴォルシェーブのみ。人気薄を狙うのであれば内枠を優先すべきだろう。

タフなコースで上がり重視

2度の坂越えでタフさを問われることが多く、ディープインパクト産駒よりもステイゴールドハーツクライなどのスタミナ豊富な種牡馬の好走例が多い。また上がり3位以内の脚を使った馬の馬券率が非常に高い。過去5年の15頭中、上がり4位以下で馬券に絡んだのはたった3頭。

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有力馬考察

有力馬①オーソリティ

正直今年の低調なメンバーであれば、この馬が最有力と判断してしょうがないだろう。昨年の青葉賞アルゼンチン共和国杯1着、今年のダイヤモンドS2着。今まで東京を3戦して(2-1-0-0)とほぼパーフェクトな戦績だ。昨年の同レースを勝利したときの鞍上ルメール騎手に今回手が戻ることもプラス材料だろう。昨年の有馬記念、今年の天皇賞春と2度のG1に挑戦してどちらも二桁着順に大敗しているが、東京の長距離G2でこのメンバーであれば、この馬が堂々の大将格とするしかない。
ただどうも足もとが弱い体質なのか、昨年は青葉賞1着の後に骨折が判明し半年休養。その後立て直したが前走天皇賞春10着の後に再度骨折が判明してまた半年休養。なんと2年連続骨折休養明けでアルゼンチン共和国杯に挑むという珍記録だ。
骨折明けで仕上がり要注意な点、昨年よりもハンデを背負わされる点など不安材料も多い。ルメール騎乗で人気することは間違いないが、どこまで信頼できるか見極めが重要だ。

有力馬②ボスジラ

ミスパスカリは多くの活躍馬を生んでいる素晴らしい繁殖牝馬だが、兄弟みな走りの性質がそっくりで、切れる脚がない代わりに長く良い脚を使ってくる。キセキが勝った極悪馬場の菊花賞で3着に入ったポポカテペトルスプリングS勝ち馬マウントロブソン、そして昨年の牝馬クラシック皆勤賞のミヤマザクラなど、走りの質はみなそっくりだ。
ボスジラも前走丹頂Sを2着、昨年の丹頂Sは1着、そして昨年の札幌日経OPで勝利するなどパワーがいる洋芝巧者として知られる。今までに長距離重賞を4戦してすべてぎりぎり一桁着順。だがこの東京2500mは二度の坂越えのあるタフなレースになりやすく、この馬の脚質イメージには合う可能性が高そう。ただ33~34秒台の上がりを使えるような馬ではないので、雨が降るなどの助けがあると有力なのだが…。

有力馬③フライライクバード

前走中京2200mのムーンライドハンデ(3勝クラス)が非常に強い勝ち方。トップハンデを背負いながらも中団から直線で外目に持ち出し上がり最速34.2の末脚で差し切った。上がり2位だった2着馬が34.7秒だったことからも、この馬の末脚が際立っていたことがわかる。
この馬は中京2200mで非常に良い成績(2-1-0-0)を残している。中京2200mは左回りで二度の坂越えがあるタフになりやすいコース形態で、今回の東京2500mと似た特徴を持つ。この馬自身東京2500mは初めてだが、相性が良い可能性は十分あるだろう。
長距離重賞実績が際立つ友道調教師の管理馬で、過去には2016年シュヴァルグラン1着、同年ヴォルシェーブ3着、2007年アドマイヤジュピタ1着など実績十分だ。
鞍上岩田望来騎手はまだ重賞勝利がないが、今年は府中牝馬S2着とフラワーC2着があり現在リーディング8位につける好調ぶり。そろそろ大仕事をこなしても驚けない。

穴馬候補

注目穴馬①ディアマンミノル(想定6番人気)

前走京都大賞典4着、3走前函館記念4着でどちらも上がり最速の末脚を使っているこの馬は、脚質・実績ともにこのメンバーであれば上位に評価しなければならないだろう。
このレースとも相性の良いオルフェーヴル産駒らしく、上がりの早いスピード馬場ではなくタフな上がりのかかるレースで好走するパターンは、まさに東京2500mの好走例と合致する傾向だ。
東京2500mの同舞台で行われる今年の目黒記念は14着に大敗しているが、このレースはスローで直線ヨーイドンの競馬で勝ち馬の上がりは32.4。この馬の得意パターンとまったく逆の展開になってしまったもので参考外と判断できる。今回ハンデ54キロも恵まれた印象だ。それなりに流れる展開になれば、巻き返しを期待したい一頭。

注目穴馬②

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パワーのある馬場で長く良い脚を使うという父オルフェーヴル産駒で東京2500mは相性の良い舞台。3走前の2勝クラスは阪神2400mを使い、4角3番手の好位から上がり1位の脚を使い2着馬に0.9秒差をつける大勝利。この勝ちっぷりであれば重賞でも勝負になると思わせる一戦だった。その勢いのまま前走3勝クラス東京2400mも僅差ながら勝ち切りオープン入り。
前走京都大賞典は5か月休み明けで馬体重プラス18キロ。追走も厳しく力を出し切ることができずに大敗。ただ500キロを超える大型馬だけに、叩いた上積みは見込めるだろう。この舞台は改めて期待したい一頭。


いかがでしたでしょうか。
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