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【小牧太騎手とは】魅力的な人柄とチャレンジングな騎乗 競馬の面白さを教えてくれた

いきなりですがこの方をご存じでしょうか。

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競馬ファンであればもちろんご存じ。競馬ファン以外の方はこれから是非覚えてください。

そう、私が競馬にハマった理由のひとつ。小牧太騎手とはどんなジョッキーなのか、ご紹介していきましょう。

 

 

小牧太騎手とは

小牧太騎手は1967年生まれ、鹿児島県出身のJRAジョッキーです。

が、もともとは地方競馬(兵庫競馬)所属のトップジョッキーでした。

2004年にJRAに移籍してからは、2008年桜花賞12番人気1着のレジネッタ、2009年朝日杯1番人気1着のローズキングダムでG1を勝利しています。

私が競馬を始めたのは2009年。この2009年は小牧太騎手が最も活躍した年で、JRA重賞8勝を上げリーディング13位(75勝)を記録しました。

ちなみに小牧太騎手のご子息・小牧加矢太さんは2020年の全日本障害馬術大会で見事優勝し、2021年現在は障害騎手を目指して挑戦していると報じられています。

それではここからは印象的だったレースをご紹介していきましょう。

 

小牧太と快速馬シルポート

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シルポートは私の大好きな馬の一頭です。

勝負は勝つか負けるかの二択。でもシルポートは逃げ一択!

皆に愛された稀代の逃げ馬シルポート

そしてこの馬に跨る小牧騎手は『何か一発やってくれる』と常に期待させられるジョッキーでした。

紹介したいのは2012年天皇賞(秋)。その三走前マイラーズカップで勝利するもその後の安田記念毎日王冠で二桁着順に惨敗し、さらにマイラーシルポートにとっては明らかに距離が長いと思われる2000mの秋天に出走してきた12番人気シルポートと小牧騎手。

1枠2番のシルポートにご注目ください。

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勝ち馬は復活のダービー馬エイシンフラッシュ。鞍上のMデムーロはレース後に下馬して、レースを観戦されていた天皇陛下に向かって最敬礼をしました。ここまで含めて最高の天皇賞秋だったわけですが、レースを面白くさせた立役者は間違いなくシルポートでした。

1000m通過57.3というハイペースで大逃げをしたシルポート。結果は直線半ばで力尽きましたが、最近のG1ではこのような一か八かの大逃げは少なくなりましたよね。

小牧騎手は力が一枚足りないと思われる馬に対して、特に逃げ馬・先行馬に対して思い切りの良い騎乗をする場面が多々あります。それは重賞だけではなく未勝利戦でも同じで、「何か一発やってくれるんじゃないか」と期待を込めて単勝を買いたくなる。そんなジョッキーです。

 

 

小牧太と爆弾穴馬ヒットザターゲット

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お次はヒットザターゲット

シルポートが快速逃げ馬ならヒットザターゲットは爆弾追い込み馬です。

この馬は古馬オープンになって以降ほとんどいつも人気薄。脚質が極端な追い込みなので展開の助けがないとまともに上位にこれません。また枠順も内枠は得意ですが、外枠だと足が溜まらず凡走ばかり。

そんなヒットザターゲットは2014年目黒記念で11番人気の低評価ながら見事差し切り勝利。ですが次走の札幌記念は、前走の目黒記念勝利がフロック視されてか8番人気の低評価。

3枠5番のヒットザターゲットにご注目ください。

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道中は後ろから4頭目を静かに追走。勝ち馬のディサイファが必勝の先行位置に付けて4角から追い出す中、ヒットザターゲットはインに潜り込むも完全に追い出すスペースが無くこれはオワタ。。。と思ってから外に進路を取り直してからの強烈な差し足。勝ち馬のディサイファにはアタマ差届かずの2着でしたが、勝ち馬よりも私の記憶には深く突き刺さるレースでした。

記憶に突き刺さった結果、この後有馬記念の枠順抽選会で五郎丸ポーズを披露した小牧騎手は見事1枠2番を引き当て、私は本命ヒットザターゲットで見事散ったわけですが、それはまた別の話。。。

 

 

小牧太と最低人気サイモンラムセス

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ヒットザターゲットでの2015年目黒記念勝利以降、ケガなどの影響もあってか徐々に勝利数が減ってしまっていましたが、2019年小倉大賞典ではまさに小牧騎手らしい騎乗で14頭立て最低人気のサイモンラムセスで見せ場を作ってくれました。

そもそもこのレースは逃げ・先行馬の見本市のようなメンツ。スティッフェリオ、タニノフランケル、ブラックスピネル、マイスタイル、マルターズアポジーなど逃げ戦法で結果を残してきた馬が集合しました。その中で最低人気のサイモンラムセス。ただし、鞍上はもちろん小牧太騎手、そして逃げ馬にとっては絶好の1枠1番。ご注目ください。

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スタート直後から激しい先行争いですが、出ムチを入れてサイモンラムセスがハナを取り大逃げの戦法を取ります。4角ではまだまだ手ごたえ十分。直線半ばでスティッフェリオ・タニノフランケルに捕まりますが、それでも粘りこんでの3着入線。このレースは1着が3番人気、2着が1番人気ながらも3着に最低人気のサイモンラムセスが入ったことで3連単は38万円の波乱レースとなりました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

今現在の小牧騎手は勝利数も減ってきてしまって、トップジョッキーと比べるとメディアへの露出も少なく、目立たなくなっています。ただ重賞であっても平場であっても、常に上の着順を目指す姿勢、馬の新しい良さを引き出そうとする騎乗は変わりませんし、とても応援したくなるジョッキーです。

是非これからも長くジョッキーを続けていただき、あわよくばもう一度大きなレースでも一発を期待したいです。

netkeibaでは『太論』というコラムも連載しており、これも小牧騎手の人柄や競馬への思いが語られているので、是非一度ご覧ください。

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それでは。